1.スターバックスの「JIMOTO made  Series」とは、

JIMOTO made Seriesとは、日本各地にあるその地元の産業、素材を取り入れた商品開発を行い、その地元の店舗のみで販売するシリーズです。
その土地、その土地の産業、その土地にいる人のことを大切にしたいという思いをはぐぐむために、このシリーズは生まれました。
地元の職人の方が、一つ一つ思いを込めて仕上げた地元に根づく商品に出会うために、地元に行ってみませんか?
  ※スターバックス(JIMOTO)HPから引用

2.中予(CHUYO)とは

「JIMOTO made  Series」には、
墨田
鳥取
筑前
飛騨高山
津軽
佐世保
甲賀
加賀
宮島
奈良
嘉島
東山
甲州
そして「中予」があります。

愛媛県外の人で「中予」と聞いてピンとくる人は少ないと思います。

愛媛県は大きく

東部の東予
中央部の中予
南西部の南予

の3つの地域に分かれています。

中央部にあるのが「中予」で、

松山市
伊予市
東温市
久万高原町
松前町
砥部町
の6市町からなります。

砥部焼の生産地である砥部町は「中予」にあたります。

3.地元でしか買えません

地元の職人さん(梅山窯)が丹精込めて作ったもので地元でしか買えません。

是非、「中予」にお越し下さい。

お取扱い店舗

松山いよてつ会館ビル店
松山湊町店
松山中央店
松山はなみずき通り店
松山市駅前店
道後温泉駅舎店
TUTAYA BOOK STORE店
TUTAYA BOOKSTORE エミフルMASAKI店

(きっかけは色々あります。マグカップを求めて来られるのも一つかもしれません。「中予」の良さを十分に満喫することができるでしょう。)

4.砥部焼の特徴

丸みをおびてぽってりしたフォルム。シンプルで飽きのこな い文様。磁器でありながら素朴で温もりにあふれており、丈夫で あることから、砥部焼は生活雑器として愛されてきた。厚くて丸 い縁は「玉縁鉢 」といい、ちょっぴり愛嬌のある形をしている。
  ※「砥部焼 窯元めぐり帖」から引用

5.マグ三唐草296ml

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シルエットは砥部焼の原料が採掘されていた「砥石山」をイメージして、上に向かって口がすぼまっていく形になっています。

カップを口に運んだ時に、
カップの底部に砥部焼「梅山窯」の伝統模様「唐草」が見えるようにデザインしたそうです。

6.梅山窯

スターバックスの「JIMOTO made  Series」の「CHUYO(中予)マグ三唐草」が作られている現地(梅山窯)を訪れてみました。

6-1.場所

6-2.梅野精陶所(梅山窯)

文様は唐草、太陽、なずな、赤線三つ葉、呉須赤菊など梅山窯のオリジナルで、すべて自然をモチーフにしたものです。

スターバックスのマグカップ底部にも三唐草が描かれています。素朴な手書きのうつくしさを感じさせられます。

正面に見える入口が工場見学用の入口みたいです。本日は窯元がお休みで見学ができませんでした。
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6-3.売店(工場併設)

気に入った商品を購入することができます。
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6-4.砥部町指定文化財の「梅山大登り窯」

この登り窯は、明治20年に再度筑窯した九連室の大登り窯で、現在、六室が残っています。
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6-5.展示館

歴史ある古陶が展示されています。
本日は、窯元がお休みにより閉館でした。
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6-6.砥石山

正面に見える山が「砥石山」で、マグカップの形のイメージとなった山だそうです。
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6-7.窯元情報

●名前:株式会社梅野精陶所(梅山窯)
●住所:砥部町大南1441
●TEL:089-962-2311
●営業時間:8:05~16:50
●休日:不定休
●見学:営業時間内


梅山窯に訪れて、

砥部焼の数ある窯元の中でも伝統と歴史のある窯元であることを知りました。

スターバックスの「JIMOTO made  Series」のマグカップを梅山窯の職人さんが一つ一つ心を込めて作られていると思うと感無量です。