松山市の中心部、勝山(標高132m)にそびえ立つ松山城は、賤ヶ岳(しずがたけ)の合戦で有名な七本槍の1人、加藤嘉明が築き始めたお城です。
門・櫓・塀を多数備え、狭間や石落とし、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた連立式天守を構えた平山城と言われております。
松山城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつ、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つです。平成18年に「日本100名城」、平成19年には道後温泉とともに「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。
また、日本で唯一現存している望楼型二重櫓である野原櫓や、「現存12天守」の城郭では松山城と彦根城しか存在が確認されていない、韓国の倭城の防備手法である「登り石垣」が二之丸から本丸にかけてあり、堀之内を含む城山公園全体が国の史跡で、「日本さくら名所100選(平成2年)」や「日本の歴史公園100選(平成18年)」の指定も受けています。
松山城ホームページから引用
■松山城の歴史
松山城の創設者は加藤嘉明です。嘉明は羽柴秀吉に見出されてその家臣となり、20才の時に賤ヶ岳の合戦において活躍し、七本槍の一人としても有名となりました。
慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いにおいて徳川家康側に従軍し、その戦功を認められて20万石となります。そこで嘉明は同7年に道後平野の中枢部にある勝山に城郭を築くため、普請奉行に足立重信を命じて地割を行い工事に着手します。翌8年(1603)10月に嘉明は居を新城下に移し、初めて松山という名称が公にされました。その後も工事は継続され、四半世紀の後にようやく完成します。
しかし嘉明は松山にあること25年、寛永4年(1627)に会津へ転封されることになりました。
※松山城ホームページ(歴史・沿革)から引用
1.松山ロープウェイ乗り場
これから松山城観光のスタートです。1-1.ロープウェイ東雲口駅舎
まずはロープウェイ東雲口駅舎の入口前で新型コロナ感染症予防対策が行われています。
●マスクの着用確認
●手指消毒
●検温
●連絡先の記入
多少時間はかかりましたが、新型コロナ感染症対策はしっかり実施されていました。
自動券売機でチケットを購入。
ロープウェイ・リフト(共通)
大人:往復520円 片道270円
小人:往復260円 片道140円
上りはリフト。下りな徒歩にしました。
270円の片道チケットを購入。
エスカレーターで1F→2F、2F→3Fへ
エスカレーターを降りて左折。
真っ直ぐ進むと乗り場です。
左手:ロープウェイ(所要時間約3分)
右手:リフト (所要時間約6分)
1-2.長者ケ平
に到着左手には売店。
ここから天守閣入口まで徒歩約10分。
松山城の特徴的な建造物の一つが「石垣」です。中でも「登り石垣」は、全国で最大規模を誇ります。
迫力満点‼️
1-3.松山城本丸広場
撮影ポイント。天守閣をバックにパチリ。
春には桜が満開で見応え抜群です。
1-4.切符売り場
ここでも新型コロナ感染症予防対策の●マスクの着用確認
●手指消毒
●検温
●連絡先の記入
を行っていました。
天守閣見学にはキップが必要。
大人:520円
小人:160円
うーん、どうしようか?
やはり殿様気分になって天守閣から松山城下を見下ろしてみたいなー。
入場することに。
2.天守閣
2-1.入城前
一ノ門手前より天守を見上げるニノ門
石段の横に手摺りがついた階段があります。
2-2.入城
土足厳禁。スリッパに履き替えます。急な階段を登ったり降りたり。まるで迷路のようです。
展示場には、甲冑・刀・屏風等が展示してあります。
天守閣からの眺め。
松山市内が一望。
殿様気分!味わえました。
3.下山
分かれ道左:ロープウェイ・リフト乗り場
右:東雲口登城道
(下り)は徒歩で。
右側の道を下っていきます。
木々に囲まれた登城道に人影はまばら。心地よい風を受けながらのんびり気分を味わうことができます。
耳を澄ませば、コト⁉️カサ⁉️音が聞こえてきます。何の音なのか?最初は分かりませんでしたが、どうもどんぐりが木から落ちる音のようです。
足元には、どんぐりが、
ロープウェイ・リフトでは味わうことのできない秋を体験しました。
●東雲神社
登城道を下りていくと左手にあります。
松山藩11代藩主松平定道が先祖の心霊を祀るために創建しました。
ご利益は所願成就、商売繁盛、五穀豊穣、学業成就、合格祈願などです。先に松山城を訪れ、下りで参拝しました。
長い石段。下りるのには楽ですが、上っていくには難儀です。
下りで「東雲神社」に立ち寄るのがやはり正解でした。
松山城初代城主 加藤嘉明の銅像
「松山城観光」案内をブログに載っけてみましたが、
松山城の「歴史ロマン」やら「雄大さ」を十分に伝えきれたか大変不安です。
やはり
松山観光・松山城観光を実際に体験してみることが松山の良さ、松山城の良さを知る一番の手段ではないかと思いました。百聞は一見にしかず。
是非、松山へ、
そして松山城へお越し下さい。