どうも、編集長の「いよ&みCAN」です。

伊予鉄道高浜線「港山駅」すぐ近くに美味しくて人気の「お好み焼き屋」があると言う情報をもらっていたので出かけてみました。

ところが本日は定休日。詰めが甘かった‼️

予定を変更して「三津の渡し」へ
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1.三津の渡し

松山市道高浜2号線の一部として三津と港山間約80mを結ぶ渡船です。運行区間は公道であるので年中無休、無料で乗船することができ、住民・観光客の足として重宝されています。

起源は500年以上前に遡り歴史は古く、
始まりはなんと室町時代になるそうです。

2018年(平成30年)に国土交通省四国運輸整備局は「思わず息をのむ絶景やうっとりする街並みなど四国らしい八十八の風景」を「四国八十八景」として選定しました。「三津の渡し」はその一つに選ばれました。

最近ではテレビや雑誌にも紹介され観光スポットとして賑わってきています。


2.アクセス

松山市駅からだと
伊予鉄道高浜線「港山駅」を下車。

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「港山駅」から松山市道高浜線2号線を南に距離で約160m、徒歩で約2分。突き当たりが乗り場になります。


3.湊三嶋大明神社

「湊三嶋大名神社」は「三津の渡し(港山)」乗り場近くの港山に鎮座しています。船に乗る前に立ち寄ってみました。
往古より住民並びに航海を業とする者など、伊予の熟田津、成田津、秋田津の総守護神、三津大明神として尊崇し、湊大明神とも称え、
後に湊三嶋大明神とされた。南北朝時代には伊予の豪族・河野氏の守護神としてもあがめられ、また近隣の人々も海の安全と繁栄を願ってきた。
湊三嶋大明神のHPから引用



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728年創建。かつて港山には城があり、その最後の城主である「河野道春」も祀られています。
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4.乗り場(港山)

運行時間は午前7:00〜午後7:00
時刻表はありません。
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もし船が対岸にいる時は「スイッチ」を押せば操舵室へ通報されます。
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船が対岸からこちらへ向かってきています。
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5.乗船中

乗船客は私一人でしたが直ぐに出航してくれました。当然、自動車は乗せれませんが自転車ならOKだそうです。

全長は約9m、定員10名余りの小さな船です。見た目は、大正・昭和の木造船をおもわせるレトロな雰囲気。
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前方に見えるのが「湊三嶋大明神社」
海の安全を見守ってくれています。
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のんびり船の旅。とはいきません。
わずか2分足らずで対岸に到着します。

それでも船からの眺めは陸からとは違った景色を見せてくれ、感動もくれます。
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6.降り場(三津)

三津に到着。
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三津の渡し 三津浜(洲崎)
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「三津の渡し」の船は、

大正の初めころまでは小舟を水竿で操り、その後手漕ぎ時代が長く続き、昭和45年(1970年)エンジン付渡船となったそうです。
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今回は港山→三津で乗船しました。当然、三津→港山も乗船可能です。往復しても運賃は無料です。

これから、
松山市に観光に訪れようと思っている観光客の皆さん。松山の観光予定地の一つに入れてみてはいかがでしょうか?


7.関連情報

◼️運行時間:7:00〜19:00
◼️料金:無料
◼️休業日:年中無休(荒天の場合は運休)
◼️交通機関:
三津:伊予鉄道高浜線三津浜駅から徒歩約15分
港山:伊予鉄道高浜線港山駅から徒歩約2分
◼️お問い合わせ:089-994-5246(空港港湾課)
◼️地図: