どうも、編集長の「いよ&みCAN」です。

「久万高原町」は、愛媛県に位置する町です。
四国山地の一部で、標高約800メートルから1400メートルに広がる高原地帯に位置しています。

町内には数多くの清流があり、これらの川や渓流は町の風景をさらに魅力的にしています。

ホタルが飛び交う自然環境が保たれていて、ホタル鑑賞が楽しめるスポットが数多くあり「ホタルの里」としても知られています。

中予エリアの平野部では、ホタルのシーズンは終盤を迎えていますが、標高のある「久万高原町」では気温が低いせいか平野部より遅れています。

「久万高原町 ホタル」と検索すれば「久万高原町二名のホタル」が必ず上位にヒットします。

どうしても、
ホタルの乱舞が見てみたくて「久万高原町二名」に行ってきました。

1.アクセス

松山市からだと、国道33号線を高知県方面へ。

久万高原町の道の駅「天空の郷さんさん」を右手に通り過ぎます。

道の駅「天空の郷さんさん」から約5.8Km進み、「落合交差点」を右折。

「落合交差点」から国道380号線を約3.9Km進み、「露峰交差点」を右折。
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「露峰交差点」から県道42号(久万中山線)を約2.5Km進むと「ほたる交流館」に到着。


2.久万高原町二名(にみょう)

◼️二名川

ホタルが生息できる環境の第一条件は「清らかな水」です。
ホタルの幼虫は水中で生活し、主にカワニナなどの貝を食べて育ちます。ホタルが生息するにはきれいで酸素豊富な水が必要です。

久万高原町ニ名を流れる「ニ名川」は、この条件を満たしています。
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◼️ほたる交流館

二名地区の集会場や避難場所などとなっています。名前に「ほたる」がつくくらいです。二名地区ではホタルの保護と生息環境の維持に取り組まれているようで、ホタル鑑賞も期待できそうです。
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◼️二名大陰の水

もともとは「おおかげうらの水」と呼ばれていて、1993年に周辺を石積み整備にして石の樋が設置されました。

このお水は料理やお茶などに適しており、多くの人に愛されています。

美味しいお水が湧き出る場所は、通常、水質が非常に良いことが多いです。ホタルは清潔で酸素が豊富な水域を好むので、近くを流れる「二名川」はホタルが生息するのに適していると思われます。
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3.ホタル鑑賞

◼️上渡瀬橋

地元の人にホタルの鑑賞ポイントを尋ねたら、「二名川の至る所で見ることができる」と教えてくれました。

中でも「上渡瀬橋」からが一番良いとの事でしたが、それでも「昨日はまだ1・2匹しか飛んでいなかった」との事でした。
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「上渡瀬橋」で待機することに。

ホタルの生育において植物の役割は非常に重要です。植物は以下のような役割を果たします。

・湿度の維持
・隠れ場所の提供
・産卵場所の提供

二名川の川沿いには、適度の草が生えていて、ホタルの育成には最適な環境が整っていました。

「上渡瀬橋」からの眺め
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日が暮れ始めました。
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ホタル鑑賞の最適ポイントのはずですが、私以外に誰もいません。カメラマンとか沢山いると思っていたのですが。

◼️19:00

暗くなりましたが、ホタルの光は1匹もありません。

◼️19:40

待機していましたが、1匹のホタルも飛んでいません。まだ、日にちが早かったようです。

道の駅「天空な郷さんさん」の観光案内所でホタルが鑑賞できる別のポイントを教えて貰っていたので、諦めて「場所変え」することにしました。

4.久万川沿い

もう1箇所は久万川沿いです。
あまり期待はせず、行ってみました。

4-1.場所



4-2.ホタル撮影

◼️20:10

それらしき場所(上記Googleマップ参照)に到着しました。
久万川に掛かる小さな橋です。早速、車を降りて見てみると、

ホタルは飛んでいました。
10匹位はいるようです。でも、同じ場所に止まって中々飛んでくれません。
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双海町のホタルは近くで飛んでいたのて、写真にハッキリ撮れましたが、こちらはホタルとの距離が離れていてこんな感じです。
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でも、ホタルの数だと、双海町の時よりは多く飛んでいました。

自然の中で静かに光を放つホタルたちは、幻想的で、まさに心の癒しとなりました。幻想的な光を放つホタルを見ることができ感動しました。

同じ久万高原町でも、流れる川によってホタルが飛ぶ時期が違うようです。

久万川では、もう終わりかけていましたが、
二名川は、これからのようです。

こうご期待‼️