どうも、編集長の「いよ&みCAN」です。

「伊予の小京都」と言われる大洲の観光地巡りとして、

第1弾は大洲城
第2弾は盤泉荘
詳しくはこちら↓↓↓をご覧ください。

そして第3弾として「臥龍山荘」に行ってきました。

1.はじめに

愛媛県大洲市には、歴史的価値と美しい自然に囲まれた観光地が数あります。「臥龍山荘」もその一つです。
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現在の「臥龍山荘」は、貿易商/河内寅次郎が余生を故郷で過ごしたいという思いから財を投じ、10余年の構想と工期を費やして建てられた豪華な別荘です。

国の重要文化財にも指定されています。この「臥龍山荘」の魅力について紹介していきます。

2.アクセス

JR予讃線大洲駅:車で約10分
JR予讃線大洲駅:徒歩で約25分
大洲IC:車で約10分
大洲肱南IC:車で約3分

3.由来

この地を「臥龍」と命名したのは、大洲藩第3代藩主加藤泰恒で「蓬莱山(肱川に浮かぶ小さな島)が龍の臥す姿に似ている」ことから名付けられたと言われています。

そして大洲市を流れる肱川随一の景勝地である「臥龍淵」に建つ3000坪の山荘が「臥龍山荘」です。

4.見どころ

肱川と蓬莱山(臥龍山)を望む「臥龍山荘庭園」と、美しい数寄屋造りの名建築物である「臥龍院」「不老庵」「知止庵」などが融合した静寂と美しさに満ちた歴史的観光スポットです。

4-1.庭園

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4-2.臥龍院

◼️壱是の間(いっしのま)

室内は、広々とした空間と木の温もりが特徴です。床の間には「至善」と書かれた掛け軸が掲げられ訪れた人々を魅了します。
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また、大きな窓からは庭園の美しい風景が望め、季節ごとに異なる表情を楽しむことができます。
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◼️清吹の間(せいすいのま)

別名「夏の部屋」とも呼ばれ、高天井に籐の敷物など夏向けに工夫された部屋です。
「花筏」の透かし彫りが涼しげな雰囲気を演出しています。
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4-3.不老庵

臥龍淵を眼下に見る崖の上に建てられた数寄屋造りの庵です。
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縁続きには京都大徳寺孤蓬庵にみるような茶室があります。
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茶室では茶の湯の文化を感じながら、静かなひとときを過ごすことができます。

5.まとめ

「臥龍山荘」は、自然と建築が見事に調和した別荘であり、訪れる人々に癒しと感動を与えます。
その静かな環境と美しさ景観は、一度訪れたら忘れられない体験となるでしょう。
歴史と自然が織りなす「臥龍山荘」の魅力を、ぜひ実際に感じてみてください。

また、「臥龍山荘」の建築技術やデザインは、当時の工芸技術の高さを物語っています。訪れる度に新たな発見と感動が待っています。


6.利用案内

◼️住所:愛媛県大洲市大洲411-2
◼️営業時間:9:00〜17:00(札止16:30)
◼️年中無休
◼️観覧料:
大人550円
小人220円(中学生以下)
◼️共通券
・2施設(大洲城・臥龍山荘)(臥龍山荘・盤泉荘)
大人880円
小人330円(中学生以下)
・3施設(大洲城・臥龍山荘・盤泉荘)
大人1100円
小人440円(中学生以下)

※保護者の同伴する5歳以下の幼児は無料
※市内に住所を有する65歳以上の方は無料
※身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者福祉手帳を所持する方とその付き添いの方1名は無料
※20名以上の団体の方は2割引
◼️地図