どうも、編集長の「いよ&みCAN」です。


四国カルスト大野ヶ原のドライブ途中、「森の魚」で定番のソフトクリームをいただいた後、すぐ近くの「ポニー牧場」に立ち寄ることにしました。

注:「森の魚」の詳細はこちら↓↓↓をご覧ください。

1. はじめに:四国カルストの自然と調和する癒しの空間


「ポニー牧場」は、四国カルストの豊かな自然のなかにたたずむ、小さな命の営みを感じられる場所です。
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「もみの木」に併設された施設で、もとは開拓指導員としてこの地に入植した故・武田寛さんが「四国のムツゴロウさんになりたい!」と願い、30年前にポニー2頭を飼い始めたのが始まりだそうです。

現在では6種30匹(頭)ほどの動物たちが暮らし、素朴で温かな雰囲気が訪れる人を迎えてくれます。

牧場は観光地というより、自然の中で動物とともに過ごす穏やかな時間を大切にした場所。
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入場は1人100円、料金箱にそっと入れて、やさしい牧場時間のはじまりです。

2. 自然と動物に癒される、のんびりとした牧場時間


牧場の入口には、木製のゲートと素朴な案内板。
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ここをくぐると、大野ヶ原の静けさが全身を包みます。草の香り、鳥のさえずり、そして動物たちの穏やかな息づかい。ポニーやヤギ、ウサギ、シカたちがのびのびと暮らす姿は、見るだけでも心が癒されます。

牧場には派手な施設はなく、あるのは自然と命のふれあい。特に小さな子ども連れのご家族には、動物たちと過ごすかけがえのない体験が待っています。

見学にはルールがあり、入口の看板にある注意事項を守りながら、ゆったりと時間を楽しみましょう。
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大野ヶ原散策の途中、ふと思い立って立ち寄れる距離感もまた、この牧場の魅力のひとつです。

3. のんびり過ごすヤギたちとの穏やかなひととき


牧場内には、ヤギたちがのんびりと草を食む草原が広がっています。人が近づいても驚かず、静かにこちらを見つめるその表情に、思わず笑顔がこぼれます。
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背の高い針葉樹が日差しを遮り、自然がつくる木陰がとても心地よく、舗装されていない小道を歩いていると、まるで森の中を散策しているような気分に。遠くにはうさぎ小屋が見え、そこへ向かう途中の風景すら、のどかで心がほどけていきます。
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人工的な音はなく、耳に届くのは鳥の声と風の音だけ。そんな中で過ごすヤギとの時間は、心を整えてくれる静かなひととき。子どもも大人も、何もせずとも自然と笑顔になれる場所です。

4. ウサギ小屋に宿る、手づくりのあたたかさ


牧場を歩いていると、草原の一角にぽつんと現れるウサギ小屋が目に留まります。木造の三角屋根、小さなサイロ、そして手作りの扉。まるで絵本の中から飛び出したような佇まいです。
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そばには大きな木が立ち、やさしい木陰が広がっています。小屋の中では、数匹のウサギたちがのんびり過ごしており、人が近づくとふんわりとこちらを見つめてくれます。その姿に、訪れた人々はほっと心を緩められます。
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小屋のまわりには草が生い茂り、自然のままの風景が残されているのも魅力のひとつ。人工的な施設にはない、やさしさと温もりがここには確かにあります。
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5. まとめ


大野ヶ原の自然に包まれた「ポニー牧場」は、命と向き合いながら過ごす時間が魅力の癒しスポットです。派手さはないけれど、動物たちと自然が紡ぐ穏やかな空気に心がほどけていくよう。
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SNS映えよりも心に残る風景がここにはあります。四季の変化とともに、牧場もまた違った表情を見せてくれるでしょう。
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ただひとつ残念だったのは、ポニー牧場という名前にもかかわらず、ポニーを見るのをすっかり忘れてしまったこと。

次回こそは、主役のポニーたちとちゃんと会えるように、再訪を心に決めています。あなたもぜひ訪れて、この静かな癒しを体感してみてください。