どうも、編集長の「いよ＆みＣＡＮ」です。
愛媛県大洲市の伝統菓子「志ぐれ」は、小豆と米粉や餅粉を混ぜ合わせて蒸し上げる素朴な和菓子です。ういろうでも羊羹でもない独特のもっちり食感と、小豆の優しい甘さが広がる上品な一品です。
中でも、大洲市長浜にある「稲田菓子舗」は、その志ぐれづくりにおいてひと際知られた老舗。北海道産を中心に厳選した小豆を使用し、餅粉・米粉・砂糖・塩のみで作られています。保存料・添加物は一切使わず、すべて手作業で仕上げる昔ながらの製法。素材本来の旨みを大切にし、地元の人々に長く愛されてきました。
近年では観光客にも人気が高まり、「長浜志ぐれ」を求めて遠方から訪れる人も少なくありません。見た目は素朴ながら、手に取るとずっしりと重みがあり、口に運ぶとふわりと広がる香りと、優しい甘みが心を包み込みます。長浜の風土と職人の技が生み出す、まさに“心に残る味”です。
「稲田菓子舗」の建物は、落ち着いた茶系タイル調の外壁が印象的。伝統と現代の調和を感じさせる佇まいです。正面には白い文字で「長浜志ぐれ 稲田菓子舗」と掲げられた看板があり、凛とした存在感を放っています。
入り口には紋入りの暖簾が掛けられ、和菓子屋らしい風格を漂わせます。右手の縦長看板には「銘菓 長浜志ぐれ」と書かれ、初めて訪れた人にもその名がしっかりと伝わるデザイン。窓ガラスには「定休日／火曜日」と手書き風の案内が添えられ、地域の温かさを感じさせます。 店構えは派手さよりも品の良さを重視し、誰もが安心して足を運べる雰囲気。
長年この地で愛されてきた老舗らしい信頼感があり、まるで地元の人々の暮らしの一部として溶け込んでいるようです。外から覗くガラス越しに見える和菓子の並ぶ光景が、訪れる人の期待を静かに高めてくれます。
店内に入ると、木のぬくもりに包まれた温かな空間が広がります。木目調の棚や壁が心地よく、穏やかな空気が流れる店内は、老舗ならではの落ち着きを感じさせます。 中央のガラスケースには、看板商品「長浜志ぐれ」が堂々と並びます。
1本から購入できる手軽さと、5本・8本・・・入りの贈答用まで豊富なラインナップが魅力。観光のお土産はもちろん、ちょっとした手土産にもぴったりです。 レジ横には「本日より3日です」と書かれた案内があり、日持ちよりも“できたての美味しさ”にこだわる姿勢が感じられます。
上段には季節の生菓子も。朱色の盆に並ぶ「蓬」や「利休」などは、見た目も美しく、どれも手頃な価格で楽しめます。静かな空間の中に流れる、菓子への真摯な想い。
ここには、華やかではないけれど“心が満たされる”時間が流れています。
今回いただいたのは、名物「長浜志ぐれ」。茶色の包装紙には縦縞模様があしらわれ、雨のしぐれを思わせる上品なデザインです。中央の白い短冊には「銘菓 長浜志ぐれ」と筆文字が踊り、老舗の風格を感じます。 包みを開けると、艶やかな小豆色の志ぐれが姿を現します。銀紙に包まれたその姿は、まるで宝石のような輝き。
ひと口頬ばると、もちもちとした弾力と小豆の粒のほっくり感が絶妙に調和します。 甘さは控えめで、素材の持つ自然な風味が際立ち、後味はすっきり。噛むたびに小豆の香りがふわりと広がり、懐かしさと上品さを併せ持つ味わいです。 その柔らかさと透明感のある甘みは、まさに職人技の結晶。
食べ終えた後にも、小豆の余韻が優しく残ります。長浜の風とともに感じる、どこか懐かしい味わいです。
稲田菓子舗の「長浜志ぐれ」は、見た目こそ控えめながら、一口食べれば誰もが笑顔になる逸品です。 職人の技と素材の力が生み出す優しい甘みは、時代を超えて愛され続ける理由そのもの。
日々の喧騒を離れ、手作りの温もりを感じるこの味には、どこか懐かしい安らぎがあります。 お茶うけにはもちろん、贈り物にも喜ばれる志ぐれ。しっとり、もっちりとした食感に癒されながら、長浜の穏やかな風景が思い浮かぶはずです。
この味を求めて遠方から訪れる人が絶えないのも納得。 一度味わえば、「また行きたい」と思わせてくれる、心に残る銘菓です。 長浜の旅路に、ぜひ立ち寄ってほしい一軒。それが「稲田菓子舗」です。
店名：稲田菓子舗
住所：愛媛県大洲市長浜甲662-2
電話番号：0893-52-0246
営業時間：8:00〜18:00
定休日：火曜日
※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はTELまたは公式サイト等で最新情報の確認をしてください。
地図：
1. 「志ぐれ」とは
愛媛県大洲市の伝統菓子「志ぐれ」は、小豆と米粉や餅粉を混ぜ合わせて蒸し上げる素朴な和菓子です。ういろうでも羊羹でもない独特のもっちり食感と、小豆の優しい甘さが広がる上品な一品です。
中でも、大洲市長浜にある「稲田菓子舗」は、その志ぐれづくりにおいてひと際知られた老舗。北海道産を中心に厳選した小豆を使用し、餅粉・米粉・砂糖・塩のみで作られています。保存料・添加物は一切使わず、すべて手作業で仕上げる昔ながらの製法。素材本来の旨みを大切にし、地元の人々に長く愛されてきました。
近年では観光客にも人気が高まり、「長浜志ぐれ」を求めて遠方から訪れる人も少なくありません。見た目は素朴ながら、手に取るとずっしりと重みがあり、口に運ぶとふわりと広がる香りと、優しい甘みが心を包み込みます。長浜の風土と職人の技が生み出す、まさに“心に残る味”です。
2. 外観
「稲田菓子舗」の建物は、落ち着いた茶系タイル調の外壁が印象的。伝統と現代の調和を感じさせる佇まいです。正面には白い文字で「長浜志ぐれ 稲田菓子舗」と掲げられた看板があり、凛とした存在感を放っています。
入り口には紋入りの暖簾が掛けられ、和菓子屋らしい風格を漂わせます。右手の縦長看板には「銘菓 長浜志ぐれ」と書かれ、初めて訪れた人にもその名がしっかりと伝わるデザイン。窓ガラスには「定休日／火曜日」と手書き風の案内が添えられ、地域の温かさを感じさせます。 店構えは派手さよりも品の良さを重視し、誰もが安心して足を運べる雰囲気。
長年この地で愛されてきた老舗らしい信頼感があり、まるで地元の人々の暮らしの一部として溶け込んでいるようです。外から覗くガラス越しに見える和菓子の並ぶ光景が、訪れる人の期待を静かに高めてくれます。
3. 店内
店内に入ると、木のぬくもりに包まれた温かな空間が広がります。木目調の棚や壁が心地よく、穏やかな空気が流れる店内は、老舗ならではの落ち着きを感じさせます。 中央のガラスケースには、看板商品「長浜志ぐれ」が堂々と並びます。
1本から購入できる手軽さと、5本・8本・・・入りの贈答用まで豊富なラインナップが魅力。観光のお土産はもちろん、ちょっとした手土産にもぴったりです。 レジ横には「本日より3日です」と書かれた案内があり、日持ちよりも“できたての美味しさ”にこだわる姿勢が感じられます。
上段には季節の生菓子も。朱色の盆に並ぶ「蓬」や「利休」などは、見た目も美しく、どれも手頃な価格で楽しめます。静かな空間の中に流れる、菓子への真摯な想い。
ここには、華やかではないけれど“心が満たされる”時間が流れています。
4. オーダー
今回いただいたのは、名物「長浜志ぐれ」。茶色の包装紙には縦縞模様があしらわれ、雨のしぐれを思わせる上品なデザインです。中央の白い短冊には「銘菓 長浜志ぐれ」と筆文字が踊り、老舗の風格を感じます。 包みを開けると、艶やかな小豆色の志ぐれが姿を現します。銀紙に包まれたその姿は、まるで宝石のような輝き。
ひと口頬ばると、もちもちとした弾力と小豆の粒のほっくり感が絶妙に調和します。 甘さは控えめで、素材の持つ自然な風味が際立ち、後味はすっきり。噛むたびに小豆の香りがふわりと広がり、懐かしさと上品さを併せ持つ味わいです。 その柔らかさと透明感のある甘みは、まさに職人技の結晶。
食べ終えた後にも、小豆の余韻が優しく残ります。長浜の風とともに感じる、どこか懐かしい味わいです。
5. まとめ
稲田菓子舗の「長浜志ぐれ」は、見た目こそ控えめながら、一口食べれば誰もが笑顔になる逸品です。 職人の技と素材の力が生み出す優しい甘みは、時代を超えて愛され続ける理由そのもの。
日々の喧騒を離れ、手作りの温もりを感じるこの味には、どこか懐かしい安らぎがあります。 お茶うけにはもちろん、贈り物にも喜ばれる志ぐれ。しっとり、もっちりとした食感に癒されながら、長浜の穏やかな風景が思い浮かぶはずです。
この味を求めて遠方から訪れる人が絶えないのも納得。 一度味わえば、「また行きたい」と思わせてくれる、心に残る銘菓です。 長浜の旅路に、ぜひ立ち寄ってほしい一軒。それが「稲田菓子舗」です。
6. 店舗詳細
店名：稲田菓子舗
住所：愛媛県大洲市長浜甲662-2
電話番号：0893-52-0246
営業時間：8:00〜18:00
定休日：火曜日
※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はTELまたは公式サイト等で最新情報の確認をしてください。
地図：
