どうも、編集長の「いよ&みCAN」です。

1.「雨滝の里」とは


愛媛県東温市の山あいにある「雨滝の里」は、自然と人の暮らしが寄り添う穏やかな里山エリアです。

⚫︎雨滝
⚫︎雨滝音田の棚田
⚫︎雨滝ほたるの里

など、水の恵みを生かした景観が広がり、四季ごとに異なる表情を見せてくれます。

※詳しくはこちら↓↓↓のブログをご覧ください。

秋になると、稲刈りを終えた棚田の一区画がコスモス畑に変わり、地元の人々の手によって静かに彩られます。 松山市中心部から車で約40分とアクセスも良く、週末のドライブや小旅行にぴったり。
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のどかな風景に身を置けば、日常の慌ただしさを忘れ、ゆっくりと流れる時間を感じられるでしょう。

2.咲き具合と見頃


「雨滝の里」のコスモスは、例年10月下旬から11中旬にかけて見頃を迎えます。 訪問時は畦道を挟み、左手の畑が7〜8分咲き、右手は五 5〜6分咲きほどで、これから満開へ向かう時期でした。
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咲き始めは淡い色が多く、満開に近づくにつれて濃いピンクや紅色が加わり、棚田の一区画が優しいグラデーションに染まります。 午前中は露に濡れた花びらが光を受けてきらめき、昼は青空とのコントラストが鮮やかに。
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夕方には山の端に沈む陽を受け、花々が柔らかな黄金色に包まれます。

一日の中でも変化する光と色の調和が、この場所の最大の魅力です。

3.コスモスが織りなす癒しの風景


秋晴れの青空のもと、国道494号線に沿って広がるコスモスの群生はまさに息をのむ美しさ。山に囲まれた小さな里に吹く風が花々をそよがせ、まるで波のように揺れる姿は心を静かにほどいてくれます。
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花びらの間を飛び交う蝶やトンボの姿も、この季節ならではの風物詩。 カメラを構えずとも、自然と目に焼きつくような穏やかな風景が広がります。

特別な演出がなくても、人の手と自然の力が作り出す“ありのままの美しさ”を味わえる——それが「雨滝の里」の魅力です。

4.訪れる人へ


観光地のような賑わいはありませんが、だからこそ感じられる静けさがあります。 車を降りて畦道を歩けば、花の香りや虫の声、遠くのせせらぎがそっと心に届きます。 ベンチや休憩所はありませんが、あぜ道に腰を下ろして風を感じるだけで十分。
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忙しい毎日を離れて、自然のリズムに身を委ねる時間を過ごしてみてください。 松山市近郊では数少ない、昔ながらのコスモス畑が残る場所としても貴重です。 秋の穏やかな時間を求めて立ち寄るにはぴったりの“里の癒やしスポット”です。

5.行き方と場所


「雨滝の里」コスモス畑は、国道494号線を白猪の滝方面へ向かう途中にあります。 「雨龍の里」の看板を過ぎるとすぐ、道路沿いの両側にコスモス畑が広がり、車窓からも楽しめるほど。
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西側の畑には中央を通る畦道があり、近くまで歩いて鑑賞できます。 東側は見通しがやや狭いものの、遠くから見ると棚田の段差が際立ち、立体感のある風景に。
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駐車スペースは限られていますが、交通量が少ないため短時間の滞在なら観賞可能です。 周囲には「白猪の滝」や「カフェ」もあり、ドライブコースとしてもおすすめです。

6.まとめ


東温市「雨滝の里」は、派手さではなく“素朴な美しさ”が心に残る里山です。
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秋の風に揺れるコスモスと、それを見守る静かな風景。 この場所に立つと、自然と人の営みがひとつにつながっていることを感じます。

今年の秋は、そんなやさしい時間を探しに「雨滝の里」へ出かけてみませんか?

7.地図