どうも、編集長の「いよ&みCAN」です。
法華津峠(ほけつとうげ)は、愛媛県西予市と宇和島市の境界に位置する標高436メートルの峠です。ここは単なる通過点ではなく、古くから南予地方の交通の要所として、また「足摺宇和海国立公園」の一部として愛されてきた景勝地です。

この峠を象徴するのが、明治時代に作詞された日本初の創作讃美歌『山路(やまじ)こえて』です。作詞者の西村清雄が、旅の途中にこの険しい峠で日が暮れた際、不安を抱きつつも神への信仰によって得た安らぎを詠んだ物語が残っています。

現地に建つ石碑は、かつての旅人が感じた心細さと、それを包み込むような自然の雄大さを今に伝えています。歴史の重みと、信仰の静寂が共存する場所として、訪れる人々に深い感銘を与えています。
◼️所要時間:西予宇和ICから車で約15〜20分
◼️道順:
西予宇和ICを降りて直進し、県道45号(宇和明浜線)へ入ります。
そのまま約750m進んだ地点で左折。

約3.5km先にある分岐を斜め左方向へ進みます。

さらに約300m進んだ先を右折します。

そのまま進むと目的地に到着します。
頂上付近で存在感を放つ展望台は、大洲市出身の高名な建築家、松村正恒氏の設計によるものです。モダンな造りでありながら、周囲の山林やチャート(堆積岩)の崖といった荒々しい自然に見事に調和しています。

展望台自体は年月を経て、上がるのを少し控えたくなるような「古き良き(あるいは少々年季が入った)風情」を漂わせていますが、その周辺は心地よい公園として整備されています。
丸太を模した素朴なベンチやテーブルが配置されており、案内板の「眺望説明図」と目の前の島々を見比べながら一息つくのに最適です。

戸島や日振島といった宇和海の島々の配置をなぞることで、この地の豊かな地理的背景をじっくりと体感できるスポットとなっています。

石碑から眼下に広がるのは、本来であれば息を呑むようなリアス海岸の造形美です。深く入り組んだ法華津湾の紺碧の海と、岬が幾重にも重なるレイヤー状の景色は、南予を代表するパノラマビューといえます。

春には菜の花、秋には斜面を彩るみかんが青い海に色彩を添え、条件が良ければ佐田岬半島の先に九州の連峰までもが姿を現します。人工的な音の少ない高台で海を眺める時間は、五感を研ぎ澄ませてくれるはずです。

……と、期待を込めて訪れたのですが、今回はあいにく黄砂の影響もあり、景色が全体的に霞んでボヤけてしまったのが心残りでした。
本来の鮮やかな色彩を知っているだけに、このヴェールに包まれたような視界は少し惜しい気がしましたが、それもまた自然の気まぐれ。
いつかまた、突き抜けるような青空と紺碧の海のリベンジを誓う旅となりました。
1.法華津峠とは
法華津峠(ほけつとうげ)は、愛媛県西予市と宇和島市の境界に位置する標高436メートルの峠です。ここは単なる通過点ではなく、古くから南予地方の交通の要所として、また「足摺宇和海国立公園」の一部として愛されてきた景勝地です。

この峠を象徴するのが、明治時代に作詞された日本初の創作讃美歌『山路(やまじ)こえて』です。作詞者の西村清雄が、旅の途中にこの険しい峠で日が暮れた際、不安を抱きつつも神への信仰によって得た安らぎを詠んだ物語が残っています。

現地に建つ石碑は、かつての旅人が感じた心細さと、それを包み込むような自然の雄大さを今に伝えています。歴史の重みと、信仰の静寂が共存する場所として、訪れる人々に深い感銘を与えています。
2.アクセス
◼️所要時間:西予宇和ICから車で約15〜20分
◼️道順:
西予宇和ICを降りて直進し、県道45号(宇和明浜線)へ入ります。
そのまま約750m進んだ地点で左折。

約3.5km先にある分岐を斜め左方向へ進みます。

さらに約300m進んだ先を右折します。

そのまま進むと目的地に到着します。
3.法華津峠展望台
頂上付近で存在感を放つ展望台は、大洲市出身の高名な建築家、松村正恒氏の設計によるものです。モダンな造りでありながら、周囲の山林やチャート(堆積岩)の崖といった荒々しい自然に見事に調和しています。

展望台自体は年月を経て、上がるのを少し控えたくなるような「古き良き(あるいは少々年季が入った)風情」を漂わせていますが、その周辺は心地よい公園として整備されています。
丸太を模した素朴なベンチやテーブルが配置されており、案内板の「眺望説明図」と目の前の島々を見比べながら一息つくのに最適です。

戸島や日振島といった宇和海の島々の配置をなぞることで、この地の豊かな地理的背景をじっくりと体感できるスポットとなっています。

4.絶景の眺め
石碑から眼下に広がるのは、本来であれば息を呑むようなリアス海岸の造形美です。深く入り組んだ法華津湾の紺碧の海と、岬が幾重にも重なるレイヤー状の景色は、南予を代表するパノラマビューといえます。

春には菜の花、秋には斜面を彩るみかんが青い海に色彩を添え、条件が良ければ佐田岬半島の先に九州の連峰までもが姿を現します。人工的な音の少ない高台で海を眺める時間は、五感を研ぎ澄ませてくれるはずです。

……と、期待を込めて訪れたのですが、今回はあいにく黄砂の影響もあり、景色が全体的に霞んでボヤけてしまったのが心残りでした。
本来の鮮やかな色彩を知っているだけに、このヴェールに包まれたような視界は少し惜しい気がしましたが、それもまた自然の気まぐれ。
いつかまた、突き抜けるような青空と紺碧の海のリベンジを誓う旅となりました。