どうも、編集長の「いよ&みCAN」です。

1. 五月の空を彩る、圧巻の「川渡し」との出会い


五月の澄みきった青空に誘われ、ふと足を運んだのは東温市。目的地に近づくにつれ、新緑と清流が織りなす初夏の風景が広がり、期待感が高まります。そして現れたのが「重信川こいのぼりの川渡し」。
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車を降りた瞬間、風に乗って聞こえてきたのは、こいのぼりが揺れる軽やかな音。見上げると、青空いっぱいに広がる色とりどりのこいのぼりが88匹。川の両岸に渡されたワイヤーに吊るされ、一斉に風を受けて泳ぐ姿は圧巻です。 風が吹くたびに同じ方向へと流れるその光景は、まるで空を旅する群れのよう。どこを切り取っても絵になり、思わずシャッターを切る手が止まりませんでした。
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2. 歴史を物語る「除ケの堰堤」と清流がもたらす涼


この絶景をより印象的にしているのが「除ケの堰堤」の存在です。重厚な石積みで造られたこの堰堤は、国の登録有形文化財にも指定されており、地域の歴史を今に伝える貴重な建造物。 堰堤の上から流れ落ちる水は白いカーテンのように美しく、太陽の光を受けてきらめきます。
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近くまで歩み寄ると、水しぶきがひんやりと心地よく、初夏の空気の中で自然の涼しさを体感できました。石造りの堰堤が持つ重厚感と、空を泳ぐこいのぼりの軽やかさ。 この「静」と「動」の対比が、この場所ならではの魅力を引き立てています。水音に包まれながら過ごす時間は、日常を忘れさせてくれる特別なひとときでした。
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3. 地域の絆で守り抜かれた、30回目の「復活」という物語


この「川渡し」は、単なる観光イベントではなく、地域の人々の想いが詰まった行事です。1995年に始まり、地元団体を中心に長年続けられてきましたが、コロナ禍や過疎化の影響により、一時は開催が危ぶまれる状況に直面しました。 それでも「この景色を未来へ残したい」という想いが人々を動かし、地域住民や企業の協力によって30回目より再開することとなりました。

そして今年(2026年)は32回目を迎え、再び多くの人々にこの景色が届けられています。現地の案内板に記された言葉からは、関係者の努力と喜びが伝わってきます。 その背景を知ったうえで見上げるこいのぼりは、ただの装飾ではなく、人と人とのつながりを象徴する存在のように感じられました。空を泳ぐ一匹一匹に、地域の誇りが宿っています。
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4. 今だけのご褒美!5月10日までにぜひ足を運んでみて

この絶景を楽しめるのは、5月10日までの期間限定。まさに今しか出会えない特別な風景です。会場には子どもたちが描いた個性豊かなこいのぼりもあり、一つひとつ見ていく楽しさも魅力。 川沿いには人が通れる程度の道が続いており、場所によっては足場に注意が必要ですが、河岸まで降りることもでき、より間近に自然を感じられます。
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特に午前中のやわらかな光の時間帯は、こいのぼりの色彩が美しく映え、写真撮影にも最適。堰堤と青空、そしてこいのぼりを一緒に収める構図は、奥行きのある一枚を生み出します。 愛媛で5月の観光スポットを探しているなら、ぜひ訪れてほしい場所。初夏の風を感じながら、この特別な景色を体験してみてください。