どうも、編集長の「いよ&みCAN」です。

【はじめに】

愛媛県には美しい渓谷がたくさんあります。代表的な渓谷をいくつか紹介します。

◼️面河渓
※詳しくはこちら↓↓↓をご覧ください。


◼️滑川渓谷
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◼️小田深山渓谷
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そして
愛媛県北宇和郡の大自然に包まれた「滑床渓谷」です。

四万十川支流の一つである目黒川の最上流に位置し、足摺宇和海国立公園に指定されています。この渓谷は、「自然の美しさと原生的な景観」や「アクセスの難しさ」などから愛媛県の秘境として知られています。

今回は、実際に探訪してみて「滑床渓谷」の魅力を詳しく紹介します。

1.楸平駐車場

「滑床渓谷」の探訪は、「楸平駐車場」からスタートしました。

ここは渓谷の主要な駐車場の一つとなっています。無料で駐車することができます。駐車場にはトイレも完備されているので、出発前の準備も安心です。

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2.万年橋

駐車場から少し歩くと、渓谷をまたぐ「万年橋」が見えてきます。

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ここから川の上流を見渡すことができ、これからの秘境探訪の期待が高まります。川の右側にある遊歩道からスタートしました。
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3.鳥居岩

遊歩道を進むと最初に目に入るのが「鳥居岩」。
鳥居のようにそびえ立つ大岩で、まさに自然が創り出した巨大な彫刻のようです。
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ここでしばし、渓谷の迫力を感じながら写真を撮るのも良いでしょう。

近くでは、小学生達がインストラクターの指導を受けながら、キャニオニングを楽しんでいました。
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「滑床渓谷」はキャニオニングのメッカとしても有名です。

4.河鹿の滝

さらに進むと「河鹿の滝」に到着します。
「万年橋」から始まる遊歩道を歩いて、「三筋の滝」の次に見ることのできる滝です。
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川幅いっぱいに広がる段差の上を複雑に弾けながら落ちる美しいスポットです。滝の周囲には木々が生い茂り、夏には涼を感じることができる場所です。

5.出合滑橋

「河鹿の滝」を過ぎると、「出合滑橋」という小さな橋が現れます。この橋は「滑床渓谷」の中心部へと続く道の一部で、ここから更に渓谷の奥へと進んでいきます。
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橋の上からは、川のせせらぎとともに、滑らかな岩肌が続く景色を楽しむことができます。
橋を渡って左側の遊歩道へ。

6.出合滑

「出合滑橋」を渡った先に広がるのが「出合滑」。
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滑らかな花崗岩が川床に広がり、自然が長い年月をかけて作り上げたこの景観は、まるで天然のウォータースライダーです。

7.遊仙橋

「出合滑」を超えてさらに進むと「遊仙橋」が見えてきます。この橋の名前は「仙人が遊ぶ橋」から付けられたと言われています。
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渓谷の美しさを詩的に表現しています。橋の上から眺める渓谷の景色は、まさに仙界のようで、思わず時間を忘れてしまうほどです。

8.雪輪の滝

「遊仙橋」を渡って右側の遊歩道へ。少し歩くと「雪輪の滝」が現れます。この滝は「日本の滝100選」にも選ばれており、神秘的でその美しさは圧巻です。
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激しい勢いの滝とは異なり、穏やかな流れの中にも自然の造形美を感じさせられます。水が一筋一筋、まるで雪の結晶が溶けていくかのように、岩に沿って流れる姿は、見ている者に安らぎと静寂をもたらしてくれます。

落差と広がりを兼ね備えたこの滝は、四季を通じて異なる顔を見せてくれます。特に秋の紅葉とのコントラストは見ものです。

9.落合淵

「雪輪の滝」の近くには、深い緑がかった紫色の水面が特徴的な「落合淵」があります。この淵には、勢いよく水が流れ込み、眺めていると水深があるため、吸い込まれそうな気分になります。
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この淵の前に立つと、自然の偉大さと人間の小ささに改めて実感させられます。

10.千畳敷への挑戦

このルートを進んだ先には「千畳敷」というさらに魅力的なスポットが待ってます。残念ながら、まだ1キロメートルほど歩かなければならないことを考慮し、断念しました。
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次回には是非挑戦したいと思います。

11.まとめ

「滑床渓谷」の探索は、豊かな自然の中でのリラックスしたひとときです。

マイナスイオンが漂う森林浴に心身ともに癒され、日々の疲れを忘れることができました。
「滑床渓谷」は、自然の中でリフレッシュしたい方にとって、まさに最適な場所です。

皆さんも、愛媛の大自然を感じに「滑床渓谷」を訪れてみてください。

12.地図