1.道順
国道317号線を今治方面へ↓
石手川ダム
松山市の水瓶です。台風のおかげで貯水量は満杯近くになっていました。
を通り過ぎて、
↓(約6.2km)
北側ガードレール下に赤い彼岸花が並んで咲いています。横を流れる石手川の川岸には何やら白い花が。
どうも此処が目的地のようです。
2.「白い彼岸花」は満開
「白い彼岸花」が石手川の川岸に沿って一列に咲いています。どういう訳か「赤い彼岸花」は列の中には一本も咲いていません。「赤い彼岸花」はちょっと遠慮ぎみに離れてポツンと。
「白い彼岸花」は正式には「シロバナマンジュシャゲ」と呼びます。「赤い彼岸花」と黄色い「ショウキズイセン」の自然交雑種と言われています。
「白い彼岸花」は「赤い彼岸花」と比べると繁殖力が弱いので数が少なくめったに見ることができません。珍しい彼岸花です。
その繁殖力の弱い珍しい彼岸花が此処では群生しています。
日浦地区で満開の「白い彼岸花」を見ることができてラッキーでした。
3.黄色い彼岸花(ショウキズイセン)
一株だけ離れた場所で「黄色い彼岸花」を見つけました。「赤い彼岸花」とそっくりで突然変異かと思いましたが調べると「ショウキズイセン(鍾馗水仙)」と呼ぶそうです。姿形は彼岸花に似ているのに、何故、「水仙」と呼ぶのか不思議で成りません。
よくよく見ると花びらがちょっと分厚く幅が広いようにも見えます。
「赤い彼岸花」は炎が燃えているようで不吉な感じがしますが、「ショウキズイセン」の黄色はとても暖かく見えます。
4.まとめ
雨間を縫って見に行った甲斐がありました。カメラマンや見物客は1人もいません。
貴重な「白い彼岸花」は今が満開の状態です。9月の18日〜20日頃で見納めだと思われますのでお見逃しなく。
【注意】
専用駐車場はありません。
道路は国道なので路肩に駐車する訳にいきません。川とは反対側に山に上る道があります。「開通記念碑」の横の道幅が多少広くなっていました。
1〜2台なら駐車できそうですが、離合の邪魔にならないよう注意が必要です。