「犬寄峠の黄色い丘」は「菜の花」で有名です。丘が菜の花の黄色で埋め尽くされた様は見応えあります。

しかし秋の「犬寄峠の黄色い丘」も捨てたものではありません。アサギマダラ・コスモス・パンパスグラス・蕎麦の花、秋を満喫させてくれます。

1.犬寄峠の黄色い丘


1-1.道順

松山市方面からだと、
国道56号線を大洲方面へ

二つ目のトンネルを抜けると直ぐ、
「黄色い丘」の標識が見えます。

左折して県道222号に入ります。
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左折して県道221号に入ります。
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右折します。
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左折します。
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駐車場には既に数十台の車が駐車。
地元新聞に飛来のピークが10日頃と書いてあったのに既にたくさんの観光客やカメラマンが。
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1-2.アサギマダラ

アサギマダラとの出会いは、2年前・・・

初めてみた時に、翅(はね)の模様が鮮やかで、優雅に飛ぶ姿に魅了されました。また季節により何千キロもの長距離を移動する日本で唯一の渡りの蝶として浪漫さえ感じました。

10月中旬になるとフジバカマの咲く「犬寄峠の黄色い丘」に必ず行きます。それが10月の風物詩になりました。

そして昨年で2回目

昨年(令和2年)の記事です。詳しくは下記リンク↓↓↓よりご覧ください。

今回(令和3年10月5日)でアサギマダラを見に行くのは3回目になります。

昨年までは、丘の上にフジバカマが沢山植えられていました。今年は丘の中腹にも植えられています。フジバカマの花が咲き始めると、蜜を求めてアサギマダラが集まってきます。


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地元の人が、

「夏日が続くと日中は日陰に隠れてフジバカマに集まってきません。朝夕の涼しい時間帯がいいですよ。昼間の気温が15℃~25℃位になると活発に飛び回ります。」と教えてくれました。
 
まだ時間が早く、涼しいこともあってアサギマダラが5~6頭は飛んでいました。

後羽の下に黒い模様があるのでオスです。
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メスのようです。
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1-3.コスモス

赤・白・黄色いのコスモスが満開です。

「犬寄峠の黄色い丘」の名物、一本の大きな木。その横の休憩所をバックにコスモスを撮ってみました。
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1-4.シロガネヨシ(パンパスグラス)

秋空に穂がゆらゆらと揺れています。
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2.アサギマダラノの隠れスポット

県道221号線を広田方面へ
標識の→に従って右折し、坂道を上がっていきます。
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昨年は、「犬寄峠の黄色い丘」よりフジバカマの成長が良くて、沢山のアサギマダラを見ることができました。

しかし今回はまだほとんどが蕾の状態でアサギマダラを見ることができません。
南側が山になっていて日陰になる為、成長が遅れているようです。

3.蕎麦の花

3-1.佐礼谷窯

黄色い丘の近くに「佐礼谷窯」の窯元があるのを教えてもらいました。

最近、焼き物に興味を持ち始め、砥部焼の窯元巡りを始めました。
砥部焼とは違った焼き物にも興味があったので立ち寄ってみることにしました。

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でも、建物は閉まっていて営業中かどうか分かりません。
大きな木が近くにあって趣のある窯元でした。

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3-2.蕎麦畑

窯元の直ぐ横の畑が蕎麦畑です。
一面が蕎麦の花で白く覆われて、まるで白い絨毯を敷き詰めたようです。

蕎麦の花って、10月初旬に咲きましたっけ?
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秋空が青いので、蕎麦の白い花が
眩しくみえます。愛媛県でこんなに広い蕎麦畑を見た事がありませんでした。

感動ものです。
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今回は、アサギマダラの頭数はまだ少なかったけれど、それでもフジバカマの蜜を求めて乱舞する姿を見ることができてラッキーでした。

また、この季節、満開の蕎麦の花が見れたこともラッキーの連続でした。

日中の気温な25℃を下回るようになれば、何十頭のアサギマダラが乱舞するのが見れることでしょう。

気温にもよりますが、今度の土日(9〜10日)がピークかも知れません。

折角ですので、帰りに「道の駅なかやま」に立ち寄って見るのも
いいかも‼️

沢山の秋を見つけることができるかも?